関西人ってのは商魂たくましいな

2009年7月19日

diary

まったく、たまーにテレビ見たと思ったら苛つくことばかりです。とことんマスゴミとは相性が悪い。

今日、「エチカの鏡」とか言うので聖徳小学校の特集をやっていました。何かムカついたので調べてみたらひっかかってきたのがこのサイト。(消滅済み)

「エチカの鏡特集!聖徳学園小学校「知能教育」教材ドリルの販売2009」

……長ぇよ。

昼過ぎに予告編みたいなのやっていたので、それを見て「これはイケル!」と踏んだのかどうか知りませんが、この商魂のたくましさは凄い(呆れ的な意味で)。
しかも売ってる教材が、聖徳小学校で使っているものなのかも知れませんが、どこにもそんなこと書いてないw
単に「名門私立小」とは書いてあるけど。
ていうか、聖徳小学校って、名門か?

このサイト、URL切ってindexまで行くと、まるで無関係な内容のサイトになっています。で、そこの管理人が大阪人だったので。

IQ至上主義の小学校

さて、その聖徳学園小学校ですが、テレビを見ていればわかる通り、躾や礼儀、マナーなどについては無頓着なIQ(知能指数)至上主義なため、周辺地域の一般市民からの評判も悪い。

(※「そうじゃない、俺は周辺に住んでいるがそう思っていない」という反論は自分の中でご勝手にどうぞ。「周辺」はどこまでだ、とか何人が言ったらそうなんだ、とかは子どもの「みんな持ってるから」と同じ議論なので相手にするつもりもありません。「そんな子ばかりじゃありません」って反論も同様です)

気になる人は中央線の武蔵境あたりに行く折があったら、制服の小学校ですから探してみてはいかがかと。
小学生くらいだと往々にして煩い・行儀が悪い・躾がなってないの3拍子揃っているものですが、ここは確かに酷い。恐らく、小学校で一切叱るということがないんでしょうね。

マスゴミの嘘報道

そう考えると、やはりIQってのはひとつの指標ではあるけれども、テレビで大仰に言うほどの指数にはならないな、ということでしょう。

「全員がIQ130以上で、これは万有引力を発見したニュートンと同じです」なんておバカなナレーション入れてましたが、ニュートンのIQと同じだから何だと言うのか。
そもそも、ニュートンのIQなんて実際には計測されていないわけで、130あったというのもキャサリン・コックスが推測した数値に過ぎない。80だったと言う人もいれば、110程度だったという人もいる。

内容もまるで意味がなかった。
漢文を暗記しているから何が凄いというのか。
あれで凄いとか思っている人の精神状態を疑ってしまう。リズムに合わせて言っていたこと、視線の動きを見ていれば理解しているのではなく、それ用に暗記していただけというのは明白。

宿題が出ていなくても机に向かう、というのも年齢を考えれば非常に不自然。
Giftedなど、その子独特の能力による場合もあるから一概にはいえないけれど、あの程度のIQであれば自宅に帰ったら近所の子と遊んだりする方がよほど自然だし、社会性を身につけることもできるはず。

どんな人間が生まれるのか

学校で知能指数が高いことを誉めそやされ、検定教科書を使わずに興味のあることだけを学び、自宅に帰ればただ机に向かって勉強をする。
まあ、子どもや学校にだけ非があるわけではなく、そんなことをやっているから、人として社会で生きていくのに必要なことを学ばず、マナーも礼儀も知らない餓鬼が出来上がるのだ、ということに気づかない親も親ですが。

つまり聖徳学園小学校は「IQが高いけれどもEQが低い」子どものEQを高めるのではなくIQばかりを高め、親もマスゴミもそれを更に煽る、という相変わらずな構図になっている、ということですね。

まったく、親もマスゴミも、「知能指数が低い」ことで。