長崎本線東園駅

2006年2月22日

walking japan 長崎 無人駅

長崎本線は旧線の長与経由と新線の市布経由がありますが、新線は「新」だけにあまり情趣を感じる駅がなかったので長与経由に乗ってみました。 
長崎から喜々津へ、浦上から喜々津の間が旧線と新線で異なります。ディーゼルカーに乗ってしばらく走った後に見えてくる海。海沿いになってから2駅目の喜々津まで一駅というところにあるのが長崎本線東園駅です。


写真の木々が茂った後ろに隠れるようにぽつんとあるのがソレで。無人駅マニアではありますが電車マニアではないので、ディーゼルカーがどうのだとかはよくわかりません。
とりあえず駅だけを堪能するわけですが、今回は島式ホームでないのが残念でした。まあ海沿いの狭い場所に無理矢理作った感じですので仕方ないのかも知れませんが。


駅名標識も古い感じではなく、求めていたものとは違いましたがそれでも木々の向こうは海で静かな場所にひっそりと隠れるように佇んでいるのはなかなか。
一本だけのホーム、線路を挟んで小さな丘みたいに茂った緑があってこの駅名標識の場所からは海が見えませんが、ホームの端まで行くと目の前に大村湾が広がります。



駅舎と呼べるものはなく、1時間に1本の時刻表が貼られている待合場所のような簡単な屋根つきの場所があるだけです。 
自転車置き場にはあまり空きがありませんでしたので、それなりに利用客はいるのではないかと思って駅から出てみると、民家が並び、少し歩いたところには交通量は少ないものの広い道路があったりして、思っていたような「田舎」の駅ではないんだなあといった感じです。

前回の肥前七浦駅と言い、やはり無人駅というのは北にあった方が趣を感じるようです。何と言うか……九州だと明るい気がするんですよね。 気の持ちようなのかも知れませんが。