Myself;Yourself

PS2版だから、どうせ温くて恥ずかしい、青っぽいスプリングなんだろ、とか思っていた『Myself;Yourself』です。

……結論から言うと、「見くびっててｽﾏｿ」でした。

最初の方の生ぬるい展開（特に上の画像最初にあるOPのバンドシーンとか）から、１，２話くらいは「ｷﾀよ……TV版双恋並の甘酸っぱいｱﾇﾒかよ」とか思っていましたけど、雛子が出てくる辺りから少しずつ面白くなってきましたね。

特に後半の重苦しさは予想だにしていなかったのでびっくり。最後の最後まで気を抜けないアニメになってました。いやあ、あそこまでやったんだから、麻緒衣がラスボスかぁっ？！とか思っていたんだけどｗ




「ぽてまよ」のように最高だと言えるほどじゃありませんけど、それなりに面白くはあった、といったところかな。特に、大人しく正論に従う子供じゃなくて、自分たちの我侭を圧し通すのが良かった。いいんじゃない？子供は子供らしく突っ走っちゃえば。 いいキャラだと思ったのは、

コミカルな部分を担当しつつ、しっかり存在感を示してくれていた雛子と、

麻緒衣。この２人がいなかったら救いのないアニメになっていた気がする。