そもそも、信用できるかどうか以前に株価だろうがCDやDVDだろうが、「ランキング」というものに関してまったく興味がないのでどうでもいいことではあるんですが。
たまたま調べ物をしていたら、ヒットランク1、2位独占 「アニメ曲」席巻の裏事情(J-CASTニュース)が引っかかり、見てみたらどうやら「けいおん!」が凄い売り上げだとか。25万もするギターを使ってたりと、ブルジョア臭がぷんぷんしてムカつくだけのアニメらしいので、見てもいないし見る気もありませんけど、そのニュースを読んでて「本当かなあ」と。
で、更にオリコンって信用できますか?(yahoo知恵袋)がヒットした(すでにページは存在していない)ので見てみたら、最下段にキチガイがいたw
アニメソングについてだけオリコンを信用するなんて器用なことはできませんから、「けいおん!」の売り上げ枚数だって怪しいもんだとは思いますけど、それ以上にJ-CASTニュースでの大手レコード会社の担当者のコメントもバカ丸出し。
「アニメソングの市場が拡大しているというわけではありません。Jポップが売れないことで、ランキングに異変が起きているんです。売れたといわれるアニメソングでも、結局、CDの売上げ枚数は数万枚、という事が多い」
というのだ。そのため、アニメソングは大事なジャンルではあるものの、アニメソングに今まで以上に力を入れるレコード会社は多くならない、と予想している。
普段なら売れそうなものに飛びつく業界の人でしょ? その業界じゃなくたって、とりあえず今売れていないものにしがみつかないで、コンスタントに売り上げたててくれるものを保険として増やしておくくらいしません?
自分たちが「売れない」と認めているJポップに力を入れて「結局は数万枚」でも「ランキング上位」に来ているアニメに力を入れないの?
なんか、よくわからない。
この矛盾はつまり、大手レコード会社の担当者も各レコード会社も、ランキングのデータを信用していないってことでいいみたいですね。
CDの販売店でPOSに客層調査を組み込んでる店ってほとんど見たことない(=商品情報と価格をバーコードから読み込むだけで、その他の情報をPOS入力してる店員から買ったことがない)ので、恐らく販売店では客層情報なんて正確に掴んでないでしょう。
つまり、アニメソングが固定ファンから支えられていると考えているのも「勘」でしかないわけで、そっちの方を実際のランキングデータよりも重視している、だから「データ上ではランキング上位にいて確実に売り上げを立ててくれるはずのアニメソングだけど、固定客しかいないことが勘でわかっているから力を入れない」ということになる。
さて。
では一体、誰がランキング(この場合はオリコン)データを信用しているんですか?
レコード会社の人間ですら気にしていないデータを、他の人間が信用するとも思えないんですけど。世の中には、三度の飯よりランキングに振り回されるのがすきという病気なリア充やスイーツ(笑)もいますので、そういう椰子なのかな?
ここまで書いても、結局はランキングそのものに興味がないからどうでもいい話ではあるんですけどね。
くだらないランキング(ランク王国でやってるどうでもいいやつとか)はバカらしくて好きですけど。