以前、1巻のレビューした時に驚喜しましたが、ぶっちゃけななのか結衣がいいというか、要するに幼なじみと義妹が最萌だろjkという感じなので、コミックスとして考えれば面白かったし、「ほしうた」をきれいにまとめてくれたコミカライズは嬉しい限りなのですが、ルート的にはちとよろしくなかったです。
という『ほしうた』の2巻。
が、よくあるエロゲのコミカライズとしては最高の出来ではないか、と。
原画家が描いていることはもちろんのこと、ストーリーの核を絞りきって潔く他を切り捨てつつ、まったく無視したわけでもないというのが良い。
要所要所で少しずつオリジナルエピソードを入れながら、原作本編に準じているのもいいですね。不要なエピソードではなく、ちゃんとシナリオに必要なエピソードになっているのも、やはり原画家が描いているってのは違うなあ、と思いました。
4~5巻にしてもいいから、もうちょっと色々描いて欲しかったと思いますが、まあこれ以上を望むのは贅沢というものか。
「ほしうた」をプレイした人なら買っておいて損はないですかね。