のんのんびより 1<のんのんびより> (コミックアライブ)
レビューしようかなと思いつつ、アニメレビューすら満足に更新できない状況だったので、こんな時期になってしまった。
完全に表紙買いしました。2010年3月、要するに1巻初版出版後に。 既に2巻も出ており、これまた珍しいことに2巻発売日をチェックした上で当日、速攻で本屋に駆け込んだという。 つまりまあ、何だか気に入ってしまいました、と。
田舎を舞台に、分校の小学生や中学生のほのぼのとした日常を描く、と言われると「ああ、またか」な反応をしてしまいがちですが、なかなかどうして、この『のんのんびより』は確かにそういう面もあるものの、あなどれない内容になっています。
恐らく、丁寧に描き込まれた絵と、ありがちな「緩さ」だけではない台詞回しや意外と鋭いキャラ付けなどが、「少しでも崩れると大変」、なバランスで成立しているからだろうと思われます。 特に、東京から来た発育の良すぎる小学5年生・一条蛍と、地元育ちな発育の悪すぎる中学2年生・越谷小鞠の、お互いが微妙に食い違ったまま休日を過ごす話や、姉弄りな中学1年生・越谷夏海と独特なセンスの小学1年生・宮内れんげの2巻14話でのセミ取りの話など、話に対して上手いキャラ配置・台詞分けをしてくるなぁ、という感じ。
確実に自信を持ってお勧めできるレベル。2巻までは当確。
3巻以降も楽しみですが、この手の田舎ほのぼの系は引き際を誤るとグダグダのまま同じような雰囲気・展開で飽きてくる可能性もあるので、その辺りの作者判断にも期待。 ……まあアレだ。 お兄ちゃんをもうちょっと出してあげて。
恐らく、丁寧に描き込まれた絵と、ありがちな「緩さ」だけではない台詞回しや意外と鋭いキャラ付けなどが、「少しでも崩れると大変」、なバランスで成立しているからだろうと思われます。 特に、東京から来た発育の良すぎる小学5年生・一条蛍と、地元育ちな発育の悪すぎる中学2年生・越谷小鞠の、お互いが微妙に食い違ったまま休日を過ごす話や、姉弄りな中学1年生・越谷夏海と独特なセンスの小学1年生・宮内れんげの2巻14話でのセミ取りの話など、話に対して上手いキャラ配置・台詞分けをしてくるなぁ、という感じ。
確実に自信を持ってお勧めできるレベル。2巻までは当確。
3巻以降も楽しみですが、この手の田舎ほのぼの系は引き際を誤るとグダグダのまま同じような雰囲気・展開で飽きてくる可能性もあるので、その辺りの作者判断にも期待。 ……まあアレだ。 お兄ちゃんをもうちょっと出してあげて。