子供と子ども

2013年9月1日

diary

下村博文文科相が、「子ども」表記を止めて「子供」に統一するよう指示したことがニュースになっているようです。

今回はこのニュースを知った元のニュースサイトをリンクしません。代わりに、賛否意見をリンクしておきます。

下村博文が「言葉狩り」? 「子ども」はダメ、「子供」と書けって?(kojitakenの日記)

えっ!「子供」って差別表現だったの!?(“差別用語”と呼ばないで)

ちなみに、下のサイトは割と面白いです。トップに戻って色々見てみることオヌヌメ。

さて、ググってみるとやたらと「下村博文文部科学大臣が言葉狩り」という文言の記事がヒットします。それだけ「子ども」表記派には左翼や市民団体系が多いという証拠ですね。 
そもそも言葉狩りというのであれば、子ども表記にしたことの方が言葉狩りに該当し ます。だいたい、子供と書くことが供えものに繋がるだなんて、誰も想到しない人権意識でしょうに。
教育機関の広報ではまずこの表記に朱が入ります。こんなことで突き返されるのもバカバカしいので、初校前の段階で全変換しちゃいます。
子供表記だけでなく、「ご父兄」も×です。これも「保護者」に一括変換。まあ、貰った原稿を流し込むことが多いのであまりありませんけど、コピーライティングを任されてしまうとそうもいかないので、最初の頃はそんなこと知らず普通に「子供」と書いていました。朱入れされてびっくり。
「は?なんで?」
と思いクライアントに聞いてみたら「教育関係では子供とは書かない」と返され、理由はと聞くと「知らない」。
おいおいおい、そりゃないだろと思いつつも問答する時間もないのでそのまま変更。
後で調べてみたらクソ下らない人権意識からだったので、呆れてモノも言えない状況でしたが仕事は仕事、とりあえず教育関係の広告制作する時には気をつけようと思っていましたが……ま、今回の一件でちゃんとした表記に戻るのはいいですね。
部落だなんだと色々な人権問題がありますが、どれもいちいち目くじら立てなければそのうち無くなるだろという問題ばかり。今回の「子ども」表記もそれと同じでしょう。
言わなければ誰も「子供=供物」だなんて思わない。無理矢理問題化して難癖つけようといういつもの市民団体の手口。 
ただ、別に子供表記に統一しなければならないとは思わない。官庁では統一表記にした方がいいでしょうけど、民間レベルでは使いたい表記を使えばいいのでは?
良くない、と思うのは混ぜ書き。
これは嫌だ。
まず読み辛い。そして意味不明。百害あって一利無し。
教科書とか参考書なんかで、該当学年では習わない漢字だから、というのは百歩譲ればまだ納得できる。(もちろん、漢字表記してルビを振った方が、学習効果的にも良いに決まっている)
でも、新聞や一般的な書籍で混ぜ書きはさすがに読者をバカにしているとしか思えない。障がいって何だよ。憂うつ、混とん、破たん、とかもうね、ふざけるな と。
別に、元の意味がどうだからとは言わない。 単純に読み辛いわっ! 日本語が欧印言語などのように単語毎に空白を入れなくても読みやすいのは漢字・ひらがな・カタカナが混在しているから(それと句読点)なんだから、それをわざわざ崩すってどうなのよ。
し烈なほうげきにろうばいしつつ、えい航されていたかん船からも含めての報復が開始された。ら致された同胞たちの復しゅうを込めたかのような完ぺきかつこん身の一撃がさくれつし、かん橋から眺めていた僧りょは安どのため息をつく。
今後、言葉狩りの対象になりそうな単語も含めて言葉狩られてみたw こんな文章を推奨したいんだろうね、言葉狩り派閥は。