上野駅から常磐線快速で勝田行きに乗れれば良かったんですが、土浦行きだったので終点で乗り換え(30分くらい待ちます)て高浜駅へ。
高浜駅は周りを水田に囲まれたのどかな駅です。ひとつ東京寄りの神立駅では乗降客数が多かったですが、高浜では私含めて10人くらいだったでしょうか。
東京から下りで行くと、跨線橋を渡って向かいの上りホームに行かないと出札できない作りのやつですね。
駅前広場?は何台かタクシーが客待ちしてましたが……乗る人いるのかな。
何しろ暑かった。
画像の右手にあるのが高浜神社。
なぜこの神社に行ったかと言うと、
なんとなく由来が気になったのです。
今でこそ茨城の都市と言えば水戸、取手、つくばですが、常陸国国府があったのは石岡市。
となると、国司が鹿島神宮に参拝するのは霞ヶ浦を渡るのが便利ですが、あれだけの大きな湖ですから天候によっては船を出せないことも。
その際に簡易的にこの高浜に仮屋を作ったそうです。
調べてみたら、その後国司だけでなく一般的な参拝ルートとしても霞ヶ浦の水運は機能していたみたいで、どうしても渡れない時は普通の市民も遥拝していたようですね。
高浜神社から霞ヶ浦へ
賽銭箱がなかったので、普通に参拝だけして先程の道に戻り、駅から左折ではなく直進ルートで恋瀬川沿いに霞ヶ浦へ土手を歩いてみました。最初の駅から出た後の道をとにかくまっすぐ、橋詰の交差点を渡るルートです。
通勤帯を除くと1時間に2本くらいしかないし、待合室には冷房がありませんので夏に行くのはちょっとキツイですが、遮るものがないので風が吹き込むことから日陰にいれば問題ないでしょう。
上野駅を出てから戻るまで、およそ3時間くらい。たまには大洗以外に行くのも良いですね。