茨城県石岡市・高浜駅〜高浜神社

2020年9月1日

walking japan 茨城


上野駅から常磐線快速で勝田行きに乗れれば良かったんですが、土浦行きだったので終点で乗り換え(30分くらい待ちます)て高浜駅へ。

高浜駅は周りを水田に囲まれたのどかな駅です。
ひとつ東京寄りの神立駅では乗降客数が多かったですが、高浜では私含めて10人くらいだったでしょうか。

高浜駅から高浜神社へ

改札は一箇所、東側のみで無人改札です。
東京から下りで行くと、跨線橋を渡って向かいの上りホームに行かないと出札できない作りのやつですね。
駅前広場?は何台かタクシーが客待ちしてましたが……乗る人いるのかな。

駅を背に正面に伸びている道をひたすらまっすぐです。
何しろ暑かった。

霞ヶ浦に流れ込む恋瀬川(名前が良いですね)沿いということもあり、鯉や亀がうじゃうじゃいる水路が至るところにあります。

5〜6分ほど歩いたら小道を左へ。こんな感じの蔵が見える道に入ります。
画像の右手にあるのが高浜神社。

なぜか遊具があったんですが、さすがに灼熱の中で遊ぶ子供はいませんでした。
鳥居は1基、島木(反り)、額束、貫(四角)あり、明神鳥居と考えて良いのでしょうか。

拝殿の奥に本殿のごくごく一般的な構造。
なぜこの神社に行ったかと言うと、

なんとなく由来が気になったのです。
今でこそ茨城の都市と言えば水戸、取手、つくばですが、常陸国国府があったのは石岡市。
となると、国司が鹿島神宮に参拝するのは霞ヶ浦を渡るのが便利ですが、あれだけの大きな湖ですから天候によっては船を出せないことも。
その際に簡易的にこの高浜に仮屋を作ったそうです。
調べてみたら、その後国司だけでなく一般的な参拝ルートとしても霞ヶ浦の水運は機能していたみたいで、どうしても渡れない時は普通の市民も遥拝していたようですね。

高浜神社から霞ヶ浦へ

賽銭箱がなかったので、普通に参拝だけして先程の道に戻り、駅から左折ではなく直進ルートで恋瀬川沿いに霞ヶ浦へ土手を歩いてみました。
最初の駅から出た後の道をとにかくまっすぐ、橋詰の交差点を渡るルートです。
日陰がないので暑いこと暑いこと。
この画像水平線の辺りは恋瀬川河口、霞ヶ浦です。

途中、取水口からカワセミが飛び立ちましたが、何分飛翔が速すぎて撮影できず。残念。

という訳でそのまま戻って高浜駅へ。
通勤帯を除くと1時間に2本くらいしかないし、待合室には冷房がありませんので夏に行くのはちょっとキツイですが、遮るものがないので風が吹き込むことから日陰にいれば問題ないでしょう。

上野駅を出てから戻るまで、およそ3時間くらい。たまには大洗以外に行くのも良いですね。