天空のエスカフローネ

2025年8月2日

animation エスカフローネ

タロット占いが象徴的な少女漫画が柱にあって、異世界とロボットをごちゃ混ぜにしたらこうなったという感じの、あまりにカオスなアニメだった。
ロボットアニメだと思って見たら、絵柄で「なんじゃこりゃ」と思ったものの意外と面白くて思わず全話見続けてしまった、思い出深いアニメ。

天空のエスカフローネ・公式サイトはまだちゃんとあるみたい。

Amazonプライムでも配信がありますね。


劇場版エスカフローネ

テレビ版を見ていた人間からすると違和感がすごかった。
まず全体を通じて暗く肉感的になっているのは、まあ単体としては良いんだろうけど雰囲気があまりにも違うので驚く。テレビ版も割と暗いといえば暗かったかも知れないけど。人死にも多かったし。

なぜか帝国兵が日本の戦国時代風な甲冑やら反りのある日本刀っぽい武器使っていたりね。


ただ、テレビ版からのイメージから離れて考えれば良いアニメだったんじゃないだろうか。

冒頭はイメージを多用しながら、それでもテレビ版の流れを汲みつつ伏線貼りながら短い時間でこの先への期待感を高めてくれるし、ふんわりとでも世界観がみてとれる。
テレビ版のラスボスであるアイザックが出てこない代わりに、「あなたイメチェンし過ぎでしょ」なフォルケンがちゃんと最後まで敵役なのも良い。
オリジナルキャラのソラが、主人公であるひとみやバァン側からだけでは説明しきれない、世界の進行やフォルケンの心情を感じさせてくれるのも、うまく劇場版オリジナルキャラクターを使っているなと思わせる。


テレビ版から劇場版作ると、「なんだこいつ」的なオリジナルキャラクターが出てくるものだけど、ここは上手いなあと思った。

あとはラストシーン。
テレビ版のBDは買ってないので明確に思い出せずうっすらこんな感じだったなというイメージなんだけど、確か最後は地球に戻ったひとみが駅のホームで翼の生えたバァンを幻視するみたいな感じだった。
それが劇場版では、羽の生えたひとみが地球に戻るのをバァンが見守るという対比になっている。


ここからエンディングに入って、坂本真綾の「指輪」が流れるのも上手いなと。

そんなことより、

実はこっちが今回の主題なんだけど、なぜか冒頭、地球でのシーンで出てくるのが日比谷公園の市政会館だと思い込んでたんだよね。


いやもちろん、よく考えれば全然違うんだけど。
実際は神宮外苑の聖徳記念絵画館。高い入り口が三つ、という時点で市政会館を思い出してしまって、それをそのまま勘違いしてしまっていたっぽい。

それと、細かいことだけど子供の頃のひとみが東京駅?品川駅?舞台が鎌倉だから新横浜かな?ああいや、18、19番線が新大阪方面だから東京駅だわ。いずれにしても新幹線ホームでバァンを幻視する時に出てくるのがこれ。


東海道新幹線に「のぞみ」が走るのは1992年
ひとみが17歳くらいだとしてこのシーンは4歳か5歳くらいだから12年前、劇場版公開が2000年なので1988年。

そう、まだのぞみが走っていないんだよ。劇場版を制作している頃には走っているのに、劇中時間に合わせてひかりとこだましか走らせてないのはすごいな、と思った。